初代重俊は父の戒めであった「楊木は強く高木は折れるぞよ」の意に従い、楊心流高木折右衛門重俊と名乗り、2代高木馬之輔は竹内流竹内久吉の門に入り皆伝を受け、流名を本體楊心高木流柔術と称した。四代大国鬼平は九鬼神流棒術の大家であり、この後、柔術、棒術、小太刀を三本柱とした武術として姫路、赤穂で隆盛した。近代になり神戸の１７代皆木三朗宗家、西宮の１８代井上剛宗俊宗家、１９代井上恭一宗教宗家に伝わりました。