BUSINESS
事業内容
コンポスト事業
\事業内容/
■岩手県内産業廃棄物の中間処理と収集運搬業(汚泥・動植物性残さ・木くず・動物の糞尿)
■一般廃棄物の市町村委託処分、収集運搬業務
■汚泥の堆肥化
■動植物性残さの堆肥化
■家畜糞尿の堆肥化
■肥料の販売
■肥料散布の作業受託
■コンポスト施設のプラント建築
■コンポストコンサルタント
■再生利用事業
\主な取引先/
■下水汚泥・し尿汚泥処理委託県および市町村
岩手県33市町村中 29市町村 約87.9%(2016年度)
\工場案内/
■敷地面積 60,785㎡
■建屋総面積 12,588㎡ 発酵処理施設85㎡✕31槽
■処理能力
高速堆肥化施設 産業廃棄物76.5t/日 一般廃棄物47.5t/日
木くずの破砕施設 産業(一般)廃棄物194.0t/日
■堆肥生産量 9,000t/年
■吸送気微生物発酵処理方式
本方式は、好気性アルカリ発酵により汚泥を堆肥化し、短期間で熟成度の高い製品が得られます。
・戻し堆肥などで水分調整し堆積された汚泥に、ブロワーによる送気を行い、微生物発酵を促進させます。
・発酵槽より発生する高温発酵ガスを吸引し、再び送気することにより、発酵熱を有効利用し発酵を助けます。
・発酵熱の再利用により、冬季においても安定した発酵条件を維持できます。
・原材料に有用微生物群を散布することで悪臭を抑えます。
・吸引ガスが堆肥中を通過する際に、生物脱臭が行われます。
・製品を戻し堆肥として利用することで、微生物の定着の安定化が図られると共に脱臭効果もあります。
EM活用事業
\事業内容/
■汚水浄化、環境浄化
安全で低コストの生理的処理の紹介・相談
■実験圃場の設置
製品、EMの効果確認
■農事研修会
EM農法の指導、相談、情報交換など
■EM商品の販売
EMの普及・環境保全の推進
\EMとは/
Effective Microorganisms(有用微生物群)の略で、琉球大学名誉教授の比嘉照夫氏が開発されました。安全性、有用性を第一に自然界から選抜された乳酸菌・酵母・光合成細菌などの善玉菌が特殊な技術により複合培養されています。多種多様な微生物が相互に連動し合い、相乗効果を発揮する仕組みになっており、農業・環境・医療・工業など、様々な分野でEM技術が応用されています。
\EM効果/
■農業
・土の団粒化促進
微生物の代謝物や有機物の分解に伴う土壌の団粒化、保肥力・保水力の改善
・連作障害の防止
微生物相のバランス保持
・発芽、発根、活着促進
苗揃いがよく、根も丈夫になる
・未熟有機物の分解促進
ガス害、根やけ防止
・作物の品質向上
健全な生育で病害虫に対する抵抗力がつく、糖度・日持ちが良くなる
■環境・畜産
・有機物の発効促進
有機物を腐敗から発酵に移行、悪臭の緩和、畜産においては良質の堆肥生産
・有害ガスの分解
アンモニア、硫化水素などの悪臭の元を分解
・腐敗菌の増殖抑制
速やかにEMが増殖し、腐敗菌を寄せ付けない、活性化させない
アグリ事業
\事業内容/
■製品管理
・肥料法(肥料の品質確保等に関する法律)に基づく普通肥料(農林水産大臣登録)
製品:コスモグリーン・スーパーゆうき・グラウンコンポスト ウニガーラ・リサイクル緑化基盤材
・肥料法に基づく副産石灰肥料(岩手県農林水産部登録)
製品:カキ殻くん
・岩手県より県認定リサイクル製品として認定
製品:コスモグリーン・リサイクル緑化基盤材
■品質管理
・金属含有量や成分を定期的に測定(エヌエス環境株式会社)
■営農
・経営体 有限会社太陽商会(2011年 農業生産法人として農業に参入)
ホームページ https://taiyou.iwate-compost.co.jp/
・有機質肥料による環境負荷低減農業の取組
主食用米、飼料用米、小麦、野菜、果樹(リンゴ)
\汚泥コンポストの特徴と効果/
■特徴
・衛生的
発酵熱による85℃~90℃の高温状態を2日以上維持することにより、病原菌や雑草種子を死滅させます。
・悪臭がない
発酵・後熟期間を十分とり、消臭材として有用微生物群も併用しているため汚泥特有の臭いはありません。畑に施しても臭いが戻ることはありません。
・作物に優しい
完熟発酵なので未熟有機物によるガス発生、根やけ等の障害の心配はありません。
・扱いやすい
高温発酵で(含水率が30~35%まで水分が蒸発)べたつきません。
・安全
肥料法の「汚泥肥料」として登録済み。重金属や有害成分の基準値を満たしています。
■効果
・豊富な有機物による土壌改良
腐食含量の増加、土壌微生物の増加、団粒化促進、物理性・化学性の改良、CECの増加
・養分供給
土壌養分の多様化、緩効的な肥料効果
・土壌病原の軽減
土壌微生物相が多様化し、病原菌の抑制が期待される