どんな活動をしているの?
事業内容
動物関連事業・ふれあいサービス・動物福祉
犬と人は特別な関係です。目が合うだけで、お互いの体内で「幸せホルモン(=オキシトシン)」が分泌されることが科学的に証明されています。犬がいるだけで慰められる、元気になれる、明日も頑張れる…。そんな気持ちになる方も多いことでしょう。
しかしながら現代社会において、犬特に大型犬飼育のハードルはとても高くなっています。
都心の集合住宅、ペット禁止の公園、家族のアレルギー、転勤族、出張が多い、介護子育てでとても世話できない、高齢で最後まで飼えるか分からない…。
ぜひ、一般社団法人いぬとのんびりにご連絡ください。
【ひと家族だけの貸切ふれあい犬】
飼うことは難しいけど、飼ってるみたいなふれあいをしたい!
撫でるだけじゃなくて一緒にごろんと寝転びたい。一緒にペットOKのカフェでのんびりしてみたい。犬と一緒にカヤックに乗ってみたい。一緒にトレッキングしながら森林浴したい。
やさしいのんびり犬のハウルがお供します。
(※ペットレンタルではありません。常にハンドラーが一緒に行動します。また、犬に負担となる恐れのあるご希望には沿いかねます。動物に危害を加える恐れのある方のご利用はお受けいたしかねます。)
【アイスブレイキング犬】
緊張を伴うあらゆる場面、チームの初めての顔合わせ、お見合いパーティー、柔軟な発想を求められる会議、等々に空気を和ませる【のんびり犬】【オブザーバー犬】の導入はいかがでしょうか?
【モデル犬】
ちょっとした風景や広告写真にアクセントがほしい
大きな犬の隣で写って華奢に見せたい
(プロのモデル犬ではありませんので、長時間のポージングは難しいです。)
【その他】
ご要望に応じてオーダーメイドのふれあいが可能です。
また、北アルプス地域近郊では馬や羊・山羊などを始めとするさまざまな動物が飼育されています。
犬が苦手だけど他の動物は好き、というご相談も歓迎です。
鹿やきつねを始めとする野生動物も、ふれあいはできませんが写真を撮れそうな目撃スポットなどでしたらご案内可能です。天然記念物のカモシカも多く棲息しています。
●設立の経緯●
一般社団法人いぬとのんびりは、所謂セラピー犬として知られる「動物介在活動(Animal Assisted Activities)」を通して障碍をお持ちの方とそのご家族へのふれあい犬活動を中心にスタートしました。
メンバーは、高次脳機能障害当事者とその配偶者、ふれあい担当【のんびり犬ハウル】です。
交通事故の後遺症で高次脳機能障害当事者となり、様々な事情困難を抱える中、理解ある専門医の先生や支援機関との出会い、そして何より犬を飼うことで劇的に症状が好転し、社会復帰を果たしまた家族全体のQOLが向上した経験を元に、同じような困難を抱える方々と分かち合いサポートしていきたいとの思いでした。
当初は【高次脳機能障害サポート】を筆頭に掲げ、誰もが当事者となる可能性のある身近な、しかし未だ認知度が低く理解されにくい【見えない障害】高次脳機能障害の啓発とサポートを目的に、専門医の講演会開催や当事者家族からの相談を実施していました。
しかし残念なことに、直後からのコロナ禍により医療機関との連携が困難になり、現在は「高次脳機能障害サポート」を前面に出すことは中止しています。(※個人的なご相談は随時お受けしています。)
そこで、犬とのふれあいを必要としている方全般にご利用対象を広げ、のんびりふれあい犬サービスを提供していくことになりました。
当法人は設立と運営にあたり高次脳機能障害専門医及び動物福祉専門家の監修を受けています。
その他、特別支援教諭、音楽療法、獣医師、補助犬ユーザー、手話通訳者等さまざまな分野の専門家や当事者の方々に協力を頂いています。
ご要望に応じ講演・コンサルティングサービスや各種専門家のご紹介も可能です。
地方創生・地域振興・特産品企画開発
コロナ禍以来、いぬとのんびりの主な活動となっています。
ワンコのお肉やさんとしての認知度のほうが高いかもしれません。
発端は、【のんびり犬ハウル】に新鮮で品質の良いジビエ肉のごはんを与えたいと個人消費者としての関わりが
大町市旧美麻村地区で猟友会メンバーや農家さんが運営する【美麻ジビエ工房】とのご縁の始まりでした。
趣味のハンティングではなく、農地の野生鳥獣食害対策で始めたわな猟で捕獲した鹿や猪を丁寧に手作業で処理したとても美味しいジビエ肉が、従事者のほとんどが高齢なため販路開拓に悩み大量に廃棄されている現状を知り、仲間に加えてもらいペット用ジビエフードの商品開発と販売を始めました。
いぬとのんびりの活動資金捻出のためのチャリティーグッズとしてわんこ用ジビエフードやオヤツの開発で、美麻小中学校の生徒さんの地元特産品商品開発実習のお手伝いもさせて頂いています。
産直やオーガニック製品のマルシェで販売し直接エンドユーザーと関わることで、同時に広報とリクルートの役目も兼ねることが出来ています。
廃棄物削減・生産性向上・第六次産業化・野生鳥獣による食害対策等々、地域の抱える課題を解決に導きながら
家族の一員であるペットに安心安全で地産地消の食餌も届けられる、
また採算事業化により雇用創出と移住定住促進と地域の活性化に貢献できるWin-Win-Win事業を目指しています。
現在の主な協働事業者・協力機関は、一般社団法人地域づくり美麻、小谷村(集落支援係)、白馬村商工会(白馬創業塾)等です。
北アルプス地域のみならず、同じような地域課題を抱える自治体全国どこへでも足を運びます。協力関係を築き、共に地方の未来を切り開いていきましょう。