クラッグ・ウォレス氏（ディアジオ・ワールド・ウイスキー部門のマスターブレンダー）は、「Godawanが地元の風味をさらに高め、ハーブやスパイス、そしてユニークなカスクフィニッシュを活用している点に非常にワクワクしている」と語る。ゴダワンは、現地のハーブを水で抽出した液体で2カ月間樽の状態を整えた元バーボン樽で熟成されている。
同様の手法を用いるインド産シングルモルトは、アムルットの「ナーランギ」（ヒンディー語で「オレンジ」の意）のみとのこと。
ナ―ランギは3年熟成のシングルモルトで、オロロソ・シェリー、熟成ワイン、オレンジピールを含んでいた樽でさらに3年間熟成される。
ジョン・ディスティラリーズの会長兼マネージングディレクターであるポール・P・ジョン氏は、「インドウイスキーを特別なものにしているのは、我々の哲学です。直感に従いながらも伝統に根差し、かつ革新を恐れない姿勢で造っています。我々のシングルモルトには、この土地の温もり、深み、多様性が表現されているのです」と語る。
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