養鰻場経営者の方、農家の方に恩返しがしたい。 ＊株式会社「坂田種苗」代表取締役 坂田直喜の息子、個人商店「坂田種苗」見習い坂田直哉のおもい＊ 　2001年夏。株式会社「坂田種苗」は倒産しました。 　多くの養鰻場経営者の方、農家の方、そして働いてくれていた多くのスタッフの方々には本当にご迷惑をかけたことと思います。 　当時私は、大学3年生。東京で少し遊んで、実家に戻ろうという甘い考えは大きく変更しなければならなくなりました。 　まったく畑違いのサラリーマン生活でしたが頭の片隅にはいつも「坂田種苗」のことがあったように思います。 　上京して20年目。親父が脳梗塞で入院。幸いにも後遺症もなく退院できましたが、親父の頭の中の知識を無駄にするべきではないのではないか。 　自問自答する日々。細々と個人商店「坂田種苗」として継続している親父と新規事業を立ち上げた母。 　それを引継ぎ、当時ご迷惑をかけた方々へ恩返しすることが私の役割であるという考えに至りました。 　当時を知るベテランスタッフの師匠の協力もあり、失敗と成長を繰り返しております。 　皆様のお役に立てる日を楽しみにしております。