
事業内容BUSINESS
棒鱈煮
その「ぼうだら」は、生魚を口に出来ない山間部へ運ばれて行き、盆正月の欠かせない食材となりました。
貴重な食べ物で乾物で保管できるため重宝されてきました。
江戸時代 山形でも酒田湊に着いた北前船から最上川を上り、現在の山形市・米沢市迄運ばれた名残が
現在の「棒だら煮」に至ります。
弊社では「棒だら煮」を袋に詰めて商品化した第一号と思います。
以前は乾物流通が主流で各家庭で作っておりました。
時代とともに家庭での「ぼうだら煮」が難しくなり、出来上がった商品の流通が大半を占めるようになりました。
弊社では、美味しく、体にやさしく作るために、(アミノ酸等・防腐剤・保存料)の使用はございません。
魚醤を使い旨味を出し、醤油も搾りたての防腐剤の含まない生醤油を使用しております。
ほんのりやさしい味付けに炊き上げております。
また、加圧過熱殺菌を施し、常温でも流通できるようにしております。
昆布も北前船のもたらしたものです。
昆布の最盛期7月~9月になりますが、昆布巻きの昆布は「竿前昆布」と言う種類の昆布を使用しております。
「竿前昆布」は6月頃に採った「若葉昆布」で、身の薄い昆布をにしんに巻いて「昆布巻き」を作ります。
弊社の昆布巻きは太く巻いてありますがとても柔らかく炊き込んでおります。
煮込み時間も半日は煮込み、袋に入れて釜に入れて煮込み殺菌と手間のかかる昆布巻きです。
一般には太巻きの昆布はあまり見かけません。売価で500円~800円位で売られている「昆布巻」多いのと、
柔らかさが足りない「昆布巻き」が多く見受けられます。また、立派なものが多いですが食べてみますと「ゴソ
ゴソ」とした食感が口に残り、あまり美味しいとは言えないのもあります。
また、浅草の「佃煮」のように炊き込んだ昆布は厚くても非常に美味しく仕上がっています。
昆布を太巻きに巻きあげる作業は本当に大変です。
太巻きであっても柔らかく(アミノ酸等・防腐剤・保存料)の使用していない昆布巻きを作りました。
恵方巻のようにかぶりついて食べるのではなく、輪切りにして食べますからまったく違和感はないです。
「ザ・昆布巻き」であり お客様がお買い求めても満足いくものと思います。
また、加圧過熱殺菌を施し、常温でも流通できるようにしております。
会社紹介
にしんの甘露煮は、雪国山形の自然と伝統に育まれた昔ながらのお惣菜です。それぞれの家庭で手をかけたおふくろの味として、子供の頃から親しまれてきました。
にしんの甘露煮は、オホーツクの海域で獲れたにしんを使用しております。京都で使用しているのと同じ型の揃ったフィレを使い、甘辛く甘露煮風に煮込んだ商品です。隠し味にお味噌を使用して骨まで柔らかく煮込んでおります。
山形では日本蕎麦の付け合せや、酒のおつまみや、食卓の一品としてお使いいただいております。
基本的には袋を開封しそのままで召し上がってください。お好みで温めてもかまいませんので、袋のまま熱湯で5分程度が目安です。
加圧加熱殺菌を施しておりますが、10℃以下で保存していただければ一層日持ちいたします。開封後はなるべくお早めにお召し上がりください。