機械器具設置工事主に工場内設備の梱包/運搬/設置を行いますが以下の工事も承ります
揚排水機器設置工事
揚排水機器設置工事とは、揚排水ポンプなどを設置する機械器具設置工事のことです。
・容積型ポンプ
ポンプの中に一定量の液体を吸い込み、押し出して排出するポンプです。たとえば、井戸水の組み上げを行うポンプの多くはこの形式になります。また、薬品工場、食品工場などで粘土が高い液体を輸送する際にも使用されています。
・ターボ型ポンプ
羽根車を回転させて液体を動かすポンプです。高速回転、連続回転といった使用も可能なので、水道から化学プラントまでさまざまな場所で活用されています。
・特殊型ポンプ
水や蒸気のジェット噴射の力を使用するポンプです。噴射ポンプは構造が比較的簡単で故障も少ないため、狭い場所にも設置可能ということもあり、家庭用深井戸ポンプなどに多用されています。
エレベーター設置工事
エレベーター設置工事とはエレベーターを設置する機械器具設置工事のことです。近年のエレベーター設置工事はホームエレベーターのニーズが高まっていることが特徴です。高齢化社会に伴い、今後ますます需要が増えることが予想されます。
・小荷物専用昇降機
人は乗れなくて構わないので、ペットボトルや米などを運ぶことができる小荷物専用昇降機を取り付けたいというニーズも少なくありません。重い荷物を持って階段を登り降りをしなければ、それだけで転落事故防止にもつながります。天井に開口部を設けなけばいけませんが、ホームエレベーターよりも小型なのでより簡単な工事ですみますし、木造住宅に設置することも可能です。
・ホームエレベーター
介護する人、される人のことを考えると、やはり2~3人を乗せることも可能なホームエレベーターを希望する人も少なくありません。最近では車椅子を乗せられる機種も開発されるなど高齢化社会への対応が進んでいます。重い荷物の運搬にも活用できますし、ホームエレベーターは小荷物専用昇降機を兼ねる機器といえます。高齢者が使用することが多いだけに各種安全装置などは必須です。また、天井の開口部も必要なので、既存の住宅に取り付ける場合は大工事となることも少なくありません。そのため、最近では新築住宅にホームエレベーターを取り付ける事例も増えています。
・椅子式階段昇降機
何人も乗れるエレベーターは必要ないならば、椅子式階段昇降機を取り付けるというのもひとつの方法です。階段に設置するだけなので工事も簡単です。天井に開口部を設ける必要もありませんし、鉄筋コンクリート住宅、鉄筋造住宅、木造住宅などあらゆる建築物に対応できます。小荷物専用昇降機、ホームエレベーターよりもリーズナブルですし、必要なくなった時には簡単に撤去できます。
立体駐車場設備工事
立体駐車場とは、駐車場を多層化または立体化したものです。大きく分けて自走式駐車場と機械式駐車場があります。
・自走式駐車場
何階建てかになっている駐車場で、目的の階まで車を運転していって駐車します。各階をどのようなスロープでつなぐかによって、フラットタイプ、スキップタイプ、連続傾床タイプなどに分類されます。大規模駐車場に対応できるため、大型店舗の立体駐車場はこのタイプを採用しているところも少なくありません。
・機械式駐車場
機械式駐車場とは、何らかの機械装置で車を収容する立体駐車場です。立体駐車場設備工事が施工されるのは、こちらのタイプです。車をエレベーターのような運搬機で移動させるタワー式、車をパレットに載せて動かして収容する多段式などがあります。多段式は装置レイアウトの自由度が高く、複雑な地形にも対応可能です。そのため、小規模店舗、集合住宅、一般住宅などの立体駐車場として最適です。