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｜斫り（はつり）工としてキャリアをスタート 私は1991年生まれ、神奈川県出身です。 23歳の頃に建築業界に入り、女性ですが斫り（はつり）工として働き始めました。 不動産会社と勘違いをして面接を受けた会社で、本当は営業として入ったのですが、「まずは現場を経験して欲しい」と配属されたのが斫りの部門だったのです。 斫りとは、建設現場でコンクリートの土間や壁を破壊したり、表面を整えたりする作業のことで、解体業の一つです。 オフィスで働くイメージで、髪をきれいに整え、長い爪にストッキング姿だった私は、初日にストッキングに穴を開けながら鉄筋を切る作業を経験しました。しかし、その作業が面白いと感じた私は、その日の夜に爪を切り、翌朝には作業がしやすいように髪を縛って現場へと向かいました。 解体とは壊す作業と思われがちですが、私は解体もものづくりの一環だと思っています。ベースとなるコンクリートを整えることで、初めてきれいな内装や外装をつくることができるからです。 その考え方は、下地処理を大事にする塗装とも通じるものがあります。 ｜大生の成り立ち その後、私はその職場を離れ、より規模の大きい解体業者の仕事を受けるようになるのですが、そのタイミングで私は大生株式会社を一人で創業しました。2016年2月、25歳の時のことでした。 大生として解体業の仕事を行っていましたが、その後縁があった内装業者の営業と施工管理の仕事をスタートしました。 建築業界が好きで、興味の赴くところの仕事を受注し経験を重ねてきた私ですが、2018年に、塗装職人として10年以上のキャリアを積んできた坂井が大生に加わることになりました。 それを機に、関東から新潟へと移り住み、外壁塗装を中心に建築工事を行う現在の大生ができ上がりました ｜塗装のこれから わたしたちが持つさまざまな技術で、塗装で出来る表現の可能性を広げ、皆さまのイメージに沿うような提案をしていきます。