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製品紹介

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個体別の圧力管理が可能。

岐阜大学動物付属病院との共同研究により、エアマットの大きさごとに適正な圧力を特定しました。 それぞれの内圧値は、 ●小型犬用:1kPa ●中型犬用:1.5kPa ●大型犬用:2kPa この圧力調整はさまざまな犬種やサイズのワンちゃんに対して、空気の力を利用して適切な圧力を管理することを可能にしました。 圧力調整については、製品に付属している圧力計とハンドポンプを使用します。 誰でも簡単に操作ができて、設定後すぐに製品を使用できます。

快適なクッション性を実現するエアバッグ構造

強度に優れたポリウレタンシートを用いた特殊なエアマットの構造によりワンちゃんの体重を均等に分散し、優れた体圧分散力を実現します。 <特徴1> 【層を多層の円に区切ることで、体が接触する際にかかる圧力を低くする。】 1つ1つの円形に加わる内圧が低くなることで、円と体の接触圧が軽減し、エアマットに適度な柔らかさが生まれます。 そのエアマットに乗ることで体のラインに沿って円形がつぶれて接触面積が増え、広い面で圧力を支えるため、高い体圧分散力が生まれます。 <特徴2> 【上下で円を半分ずらして配置することで、底付を防止する。】 エアマットに乗る時に上層にかかる圧力を下層の2方向へ分散する構造のため、上層がつぶれても下層で体重を支えることができ、底付を防止します。

従来の低反発マットより最高接触圧45%減

PETOA-ペトア-の体圧分散性については、 実際に岐阜大学付属動物病院の川部先生によりプレッシャーマップ(圧力分布図)を用いて、 「従来の低反発マット」と「PETOA」を比較しました。 <グラフによる比較> ●低反発マット:肩と腰(大転子)の2箇所に高い圧力(赤色表示)が見られる。 ●PETOA:ほとんど青や緑色表示となり圧力がより分散している。 <数値による比較> ●圧力の最高値:【低反発マット】>【PETOA】=低反発マットに比べてPETOAは低く、低圧で支えている。 ●圧力の総和:【低反発マット】<【PETOA】=低反発マットに比べてPETOAは高く、広い面積で支えている。 以上のことからPETOAが優れた体圧分散性を有し、ワンちゃんの床ずれを予防し、安心して休める環境を提供します。

高い耐久性と防水性能

2種類の上カバーの表面にそれぞれ異なるコーティングが施されています。 <"活動的"なワンちゃんにおすすめ> 【ベージュ】=シリコンコーティング加工 ワンちゃんの爪による引っかきから守り、尿漏れや創傷の体液などから汚染を防ぐ防水性能に優れています。 (その他参考例) ・よく走り回る。 ・噛み癖や引っ搔き癖がある。 ・多頭飼いしていて、他の子が物を噛んだりする。 ・床ずれなどの創傷がひどい。 ・尿漏れが多い。 ・睡眠時に体が動くことが多い。 <"寝たきり"のワンちゃんにおすすめ> 【ブルー】=ウレタンコーティング加工 伸縮性がある生地のためエアマットの体圧分散性を妨げず、軽い汚れなどは清拭で拭き取ることが可能です。 (その他参考例) ・寝たきりでほとんど動けない。 ・噛み癖や引っ搔き癖がない。 ・体が不自由である。 ・より除圧させたい。 ・カバーに撥水性があり、価格を抑えたい。 ・ISO10993(生体適合性の評価)の試験規格に適合している。 さらに製品内部にはエアバッグの周囲を「バイトガード」が覆い、ワンちゃんの咬創から製品を守ります。

簡単メンテナンスが可能

PETOA-ペトア-は単純構造になっているため、ファスナーを開くだけで分解できます。 2種類の上カバーはシリコンやウレタンコーティングにより汚れを簡単に拭き取ることができ、エアバッグを取り出してカバーをまるごと洗濯機で洗うことも可能です。 またエアマットを使用していない時に折りたたんで小さく収納ができ、必要な時にいつでも清潔に使用できます。

医療・介護用の素材により噛んだり舐めたりしても大丈夫

カバーの底面は「滑り止め加工付」。 高齢犬のバランスや運動能力の低下に対して安全を考慮した設計となっています。 また上カバーは、医療・介護用の床ずれ防止エアマットで実績のある生地を採用し、ISO10993(生体適合性の評価)の試験規格に適合しているため、ワンちゃんが触れたり舐めたりしても安心です。

選べる3サイズと2つのカバー

PETOA-ペトア-は小型犬・中型犬・大型犬用の3つのサイズ展開があります。 また上カバーは2色でそれぞれ異なるコーティングから選べます。 愛犬の体型や状態に合わせて最適な選択肢を提供します。 <製品仕様> ●材質 エアマット:TPU(熱可塑性ポリウレタン) バルブ:TPU(熱可塑性ポリウレタン) 上カバー(ベージュ):ポリエステルニット(表面:シリコンコーティング加工) 上カバー(ブルー):ポリエステルニット(表面:ウレタンコーティング加工) バイトガード:PVC(ポリ塩化ビニール)ターポリン ベースシート:ナイロン その他部材:圧力計(ABS樹脂)/チューブ(シリコン)/キューブカプラ(ポリアセタール樹脂(POM))/ハンドポンプ(ポリプロピレン(PP)) ●商品構成 ・製品本体×1(エアマット(チューブ/カプラオス 付)/上カバー/バイトガード/ベースシート) ・圧力計×1(チューブ/カプラメス/電池9V型/ご利用ガイド 付) ・ハンドポンプ×1(チューブ/カプラメス 付) ・取扱説明書×1

製品の選び方(サイズについて)

小型犬・中型犬・大型犬と3サイズのどれを選べばいいかの方法をご紹介します。 選び方の基準は「ワンちゃんのサイズ(横向き時)」です。 1.ワンちゃんが横向きになった時の寸法を測ってください。 2.製品寸法(膨張時)の寸法内に、ワンちゃんのサイズ(横向き時)が収まるか確認してください。 ●小型犬用なら「縦:560mm以内×横:650mm以内」 ●中型犬用なら「縦:561~650mm×横:651~1040mm」 ●大型犬用なら「縦:651~800mm×横:1041~1300mm」 ※各サイズには使用されるワンちゃんの想定体重が設定されていますが、「サイズ」を優先して選んでください。 ※製品サイズは目安程度にして選んでください。

公式インスタグラム / 販売ページ

〇インスタグラムにて、テストユーザーの方々の症例等を投稿しておりますので、よろしければご覧ください。 ≪PETOA公式インスタグラム≫ https://www.instagram.com/petoa_dog/ 〇PETOA-ペトア-犬用床ずれ防止用エアマットは下記の販売サイトよりご購入いただけます。 ≪HIVIX Shop≫ https://hivix.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2869265&csid=0

開発背景1

日本はペットの飼育数が急増しており、子どもの数よりも犬猫のペット数が多くなっています。 【15歳未満の子ども:1453万人】 < 【ペット数:1812万匹】 さらに医療の進歩や家族としての位置づけの向上により、ペットの寿命が延びて高齢化が進んでいます。 一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」より、ここ10年程のワンちゃんの平均寿命を調べたところ、 【2010年/13.87歳】 →【2015年/14.5歳】 →【2022年/14.76歳】 と、平均寿命が上昇傾向にあり、人と同じように疾患を持つ犬が増えてくると予想されます。

開発背景2

当社では30年以上培った床ずれ防止エアーマットのノウハウを元に、ワンちゃんを床ずれから救うための製品作りができないか、と開発に着手する10年ほど前から製品作りの構想を考えていました。しかし当時はまだペットの床ずれ対策に関するニーズがほとんどなく、動物病院に相談しても「安楽死」が主流であったため、なかなか理解を得られないという状況でした。そんな中、ワンちゃんの床ずれ治療について研究をされていた川部先生と出逢い、岐阜大学付属動物病院と株式会社ハイビックスとの共同研究がスタートしました。 【共同研究者の想い】 岐阜大学応用生物学部付属動物病院 外科 「川部 美史」先生 -月刊CAP(Cmpanion Animal Practice) 2021年8月号【第16回 私の心に残るあの症例】から引用- 筆者が一次診療施設に勤務していたころ、延々と終わりなく続く、根治しない褥瘡管理に獣医師も飼い主も常に疲弊していた。日々、多くの症例や飼い主が苦しんでいるのに効果的な方法を提示できないことが辛く、きっかけを求めて大学での勤務を決めた。今回エアマットレスを提供いただいた企業が共同研究を申し出てくださったときには、大げさだと思われるかもしれないが,神様はいるのだなあと思ったものである、今回紹介した症例を救えたことで、長い間自己嫌悪に陥っていた獣医師としての自分をも救えたように思う。本症例および飼い主と(株)ハイビックスの皆様に、この場を借りて心から感謝を伝えたい。エアマットレスが商品化され、さらに多くの症例を苦痛から救える日を心待ちにしている。

床ずれとは

床ずれとは =身体の一部が長期にわたり圧迫され続けることで、その領域の血行が不全となり、組織が壊死を起こしてしまうこと。 床ずれの原因は、身体の老化・疾患によって身体不全(寝たきり)になってしまうことです。 そこに圧迫や栄養不足などの要因が加わって圧迫創傷(床ずれ)が発生してしまいます。 床ずれの対策としては、さまざまな方法がありますが、主に除圧(凸部への圧迫を減らすこと)が有効とされます。

除圧方法

除圧には「体圧分散」という方法があります。 身体の一部にかかる圧力を身体全体に分散させることです。 例えば床など硬いところで寝ている場合、頭やお尻などの体の凸部に圧力が集中します。 この圧力を分散させるには、 1.低圧に調整し、 2.マットに身体を沈みこませ、 3.広い面積で身体を接触させる ことが1つの方法となります。 圧力の算出方法は「圧力=力÷面積」となるため、接触する面積を広げることが大切です。
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