片側交互通行規制とは、片側一車線道路において、一方の車線で工事を行うために規制を行って封鎖し、残った片側の車線を使って両方向の一般車を交互に通行させる規制のことを言います。
一方の車線を走る一般車の流れが、どの車両で最後になるのか。
警備員同士が最後の車両の特徴(主にナンバー)を無線機で連絡、あるいは、赤と白の旗で確認しながら確実に止め、
双方から同時に走行しないようにすることが重要になります。
また、一般道では路肩や歩道が無いところも多く、一般車を停止させる警備員が路上に立って作業を行うことも多くあります。
警備員自身が、自らの安全性を確保しながら警備することも重要になります。
片側交互通行規制では、規制する側の車線に2tトッラク1台を標識車として使用し、規制の距離が長ければ別の2tトラック1台を資材車として使用します。また、交通量が多い道路などでは、反対車線側にも標識車を設置することがあります。