会社案内

はじめまして。訪問看護ステーションDream、代表取締役兼看護師の村岡です。この度、精神科に特化した訪問看護ステーションDreamを設立いたしました。 　私にはADHDという個性を持った息子がいます。その息子がきっかけで訪問看護ステーションDreamの設立に至りました。 少し長くなりますが、そんな私の小話を見て頂けたら嬉しいです。 　私には女の子と男の子の子供が2人います。私の息子は幼少期から、じっとしてられない、自分の気持ちをうまく言葉にできない、友達とのトラブルが多く謝罪も数知れず。小学生低学年でADHD(注意欠如・多動障害)と診断されました。 日々生活をしていく上で、日常での必要最低限しないといけない事がなかなか上手く出来ません。ご飯を食べず寝てしまったり、お風呂に入っても体をしっかり洗えてなかったり、学校の準備が難しかったり、片付けの仕方が分からない、相手の気持ちを考える事が難しいといった、本人にとっても私にとっても困り事がたくさんありました。どこに相談したら良いのか、病院受診したいのに予約をとるのに時間がかかる、放課後等デイサービスを利用するにはどうすれば良いのか、ここに書き出したらキリがないくらい「どうしたら良いの？」ばかりでした。誰かに相談したい、息子の状況を理解して欲しい。そんな思いで、息子の困りごとに対して、どう接していけば良いのか分かりませんでした。 個性を理解する、分かってあげるって本当に難しいですね。 　大人に向けての成長は止まる事はありません。今は助けてくれる人・場所は多くありますが、大人にるとそんな環境が減ってしまうのが現実です。 少しでも自分のできる事が増えて自立する事を目標に、現在は心理治療施設に入所しています。 　日々の息子の嬉しかったことや悔しかったこと、楽しかったこと悲しかったことを一緒に分かち合えないのが辛いです。 会いたいな、淋しいな…ふとした瞬間に息子の事を考えて涙が出ることが今でもあります。でも一番頑張ってるのは息子です。家族と離れて1人で頑張ってる息子を私は誇りに思うし、帰ってきた時にはたくさん抱きしめてあげたいです。 　 　施設入所に至るまでに、たくさん悩んで、泣いて、怒って、困って、謝ってとしてきた日々でしたが、そんな思いをしてきたからこそ、個性のある方や家族の思いに寄り添うことができるのが私の強みです。同じように困っている家庭はたくさんあると思います。その強みを生かして子供から大人まで幅広い方が、この住み慣れた町で、自分らしく暮らる手伝いをしていきたいと思い訪問看護ステーションを立ち上げました。利用者の方だけでなく、その家族の困りごとや悩み事を共感し、少しでも負担が軽減できるようしていきたいと思います。 　当ステーションでは、看護師がお宅に訪問して、心身の状態や健康状態の悪化防止や回復に向けてのお手伝いをしております。精神疾患や難病等をお持ちの方も。「24時間365日」対応させていただきますので、気軽にご相談ください。ご利用者様とご家族の希望に寄り添い、尊厳を重視しながら安心して在宅での生活が送れるように支援してまいります。療養上の疑問や心配事などで何でもご相談ください。