株式会社常陽キャピタルパートナーズ (社長 池田 重人、以下、「JCP」)と株式会社常陽銀行(頭取 秋野 哲也)は、このたび、「つくばエクシード2号ファンド」(以下、「本ファンド」)を通じ、アルファフュージョン株式会社(代表取締役CEO 藤岡 直、以下、「当社」)に対して投資実行しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
本ファンドは、つくば地区を中心とした最先端技術を有するベンチャー企業の事業拡大支援を目的に、常陽銀行、JCPおよび株式会社つくば研究支援センターが共同で設立したファンドです。
当行グループは、今後とも、本件のような課題の解決に取り組むベンチャーの成長支援を通じて、地域社会・地域経済の発展に貢献してまいります。
<投資案件の概要>
投資先 アルファフュージョン株式会社
代表者 藤岡 直
本社所在地 大阪府大阪市
企業の概要 医薬品開発
投資概要 当社は、がん治療の一種である「アスタチン(At-211)を用いた標的α線核医学治療※」を世界のがん患者に届けるために立ち上がったスタートアップです。
主に大阪大学での研究成果を基に設立され、近年急速に世界的な注目を集めるα線核医学治療分野において、世界水準でのパイプラインの研究開発から事業開発まで進めることで新たながん治療の実用化を目指しています。
2024年には、茨城県つくば市にあるインキュベーション施設「SakuLab™-Tsukuba (つくば)」内に創薬研究の拠点を設置しました。
今回の資金調達により、パイプラインのさらなる研究開発と企業主導臨床試験の準備、国内外での治験薬製造含むサプライチェーン体制の強化、チーム体制の拡充を進めていく予定です。
※標的α線核医学治療は、アスタチン等のα線を出す物質とがんに集積する物質を結合した薬剤を体内に静注することにより、全身のがん細胞を攻撃します。
ホームページ https://alpha-fusion.com/
以 上
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