2024年6月から設計に関わらせていただいた住宅のリフォームが、完成・引き渡しとなりました!
2ヶ月間の設計、2ヶ月間の工事と、施主様と一緒に細部までこだわり抜いて仕上げました✨
特に、キッチンの配置については、元々そこまで広い空間ではなかったので、かなりの時間を要して決定となりました。
この時、スケッチやCGを使って説明することで、スムーズにご理解もいただけました。文明の力は素晴らしい✨(最後の写真はCGです。)
キッチンは、外部に向けてか、リビングに向けてかの2択でしたが、家族団らんをイメージされておられたので、最終はリビングに向けての配置を提案させていただきました。
奥様のセンスも光るものがあり、家具や照明なども北欧のメーカーなどを取り入れて暖かみのある雰囲気に仕上がっています。
既存写真も添付していますが、可能な限り、空間を広く、オシャレに仕上げることができました!
施主様もとても満足しておられるご様子で、私もほっとしたところです。
こだわりポイント。
まずは、既存の2室をリビングとダイニングの1室にした所です。ただ、撤去する壁の中に梁を支える柱があって悩みました。結果、大工さんとも相談しながら、梁を2本抱き合わせに補強する事でクリアすることができました。
次に、既存の天井にある黒っぽい梁です。
化粧として見せたいと施主様よりご要望もあり、研磨して再塗装し、梁の両サイドにスポットライトを設置しました。部屋のアクセントになってとてもセンス良しですね✨
そして、そして、建物のデザインや使い勝手等と同等に重要視しているのが家具と照明です。
過去より協力体制にある、グリニッチ米子(@greeniche_yonago)さんと、今回のリフォームに合ったデザインの照明、家具を一緒に相談しながら進めさせていただきました。
はっきり言いますと、室内の良い雰囲気は、照明と家具でほぼ決まってきます。
家は建てたけど、内部のインテリアについては自分で考えないといけないという、インテリア迷子のお客様も多いそうです。
私としては、設計段階より、施主様の好みをお伺いし、ご希望にあうものを選定させていただき、また、それらに相応しい内装デザインや間取りにすることを、平面プランと並行して考えながら進めます。
私たち建築設計者には、良い空間に住んでいただくために、細部までこだわった設計が求められていると思います。
○今回使ったの家具
・照明 LE KLINT / レ・クリント CLASSIC PENDANT
・ソファ カリモク60Kチェア