江戸時代、薩摩から種芋を取り寄せ、山陰地方の飢饉を救った「井戸平左衛門正明」は人々に芋代官と呼ばれ親しまれ、現代までその活躍が語り継がれています。
日本海と大山に育まれた良質な砂地で育つサツマイモは、飢饉後も人々にとって身近で大切な作物でした。ところが近年、人口減少や農業の担い手不足から耕作放棄地が増え、かつてのサツマイモ畑の姿はすっかり失われてしまいました。
グループ会社の(株)シルクファームは農業をとおして地域の活性化に貢献するため、このような耕作放棄地を再生し、サツマイモを生産しています。
そのため、使用しているサツマイモ(紅はるか)はこの農場で収穫し熟成された紅はるかのペーストはもちろん、なんと焼き芋を皮ごと入れちゃいました。
さつまいも特有の成分であるヤラピンや、食物繊維などの「おなか」に嬉しい成分を丸ごといただけますよ。
かつて山陰地方を飢饉から救った芋代官…とまではいきませんが、このカレーが山陰の活性化のカギのひとつとなれるよう思いを込めて開発しました。