materials
取扱素材
SGLカーボン製 樹脂含浸炭素黒鉛材
ドイツのSGLカーボンから仕入れております、SIGRAFINE EK2200です。
金型に入れ上下から加圧し成形したカーボングラファイト材に、フェノール樹脂含浸を施しております。
含浸で樹脂が気孔に入り込み、気密性や強度の向上に期待できます。
・カサ比重 1.82g/cm2
・圧縮強度 200Mpa
・硬 度 110HRB
・熱膨張率 4.0 micro/℃
・耐熱温度 200℃
・品 名 SIGRAFINE EK2200
・FDA認証
・主にシールリングや軸受に使われている
SGLカーボン製 金属含浸炭素黒鉛材
ドイツのSGLカーボンから仕入れております、SIGRAFINE EK3205です。
金型に入れ上下から加圧し成形したカーボングラファイト材に、アンチモン含浸を施した素材です。
含浸で金属が気孔に入り込み、気密性や強度の向上に期待できます。
フェノールやフランより耐熱温度や強度が優れています。
・カサ比重 2.25g/cm2
・圧縮強度 260Mpa
・硬 度 110HRB
・熱膨張率 5.0 micro/℃
・耐熱温度 350℃
・耐高負荷
・主にシールリングや軸受に使われている
無含浸グラファイト材
グラファイト(graphite)、黒鉛(こくえん)材です。
原料は石油や石炭です。
粉砕したコークスに、コールタールピッチなどをバインダーにプレスをし一塊にします。その後、約2,000~2,800度の高温で焼き上げ、完成します。
焼き物ですので、陶器や食器などと同じセラミック材料になります。
焼成温度が2,000度を超えているため、使用される温度域も千数百度を越える高温の場所で使われる事が多いです(非酸化性雰囲気)。
グラファイトの比重は1.7~1.8g/cm³です。
熱伝導率は各メーカー品番により異なりますが、大よそ100~250(Wm−1 K−1)と、熱伝導率の高い材料です。
また、熱膨張率が4.6 micro/℃(弊社取り扱い品)と低いため、熱変形の少ないという特徴もあります。