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焼付塗装
焼付塗装は、加工物の表面に塗料を散布し、その後熱を加えることで乾燥・塗料の固定をする工程を含む塗装方法です。塗料の固定には自然乾燥法やUV硬化法などがありますが、焼付塗装は乾燥時間が短い、仕上がりがいい、耐久性に優れているなどの利点があります。
塗装の種類
〈メラミン塗装〉
焼付塗装で最も一般的な方法。低コスト。自然環境への耐性が弱いので屋外製品には適さない。
〈ウレタン塗装〉
溶剤にポリウレタン樹脂を溶かしたもの。硬化剤との化学反応により塗膜を乾燥(固定)させる方法。キズや汚れに強い。
〈アクリル塗装 〉
水溶性アクリル樹脂が含まれる為、安全でかつ経済的な塗料。耐水性・耐久性が弱く、塗膜にヒビ割れが生じる場合もある。乾燥時間もラッカー塗装に比べ長い。
〈エポキシ塗装 〉
エポキシ樹脂を混合した塗料。硬化剤との反応により塗膜を作り、キズや水に強いが硬化時間がかかる。紫外線などの耐光性に弱い。
〈ラッカー塗装(アクリルラッカー) 〉
乾燥が速く、防水性・耐久性に優れた塗料。塗膜には独特のつやがあり、強度も抜群。他の塗料に比べ、色の種類が豊富。