事業内容BUSINESS
掛軸の仕立て・修復
お客様と相談しながら裂の種類や寸法、かたちを吟味して、作品の魅力を十分に引き出すようにオーダーメイドで提供させていただきます。また、掛軸の反り・折れや皺・変色を防ぐために、使用する和紙の種類・厚さや糊の濃さ、作業する季節・天候・湿度を考慮し微調整を行いながら、手作業による味わいや風合いを出します。
お家に代々伝わる思い入れのある作品や価値ある美術品・骨董品の場合、一見美しく見えても使用していく内に劣化してます。
シミ抜きや洗浄、補彩などの手作業による伝統的な修理・修復を行い、今の状態を維持し後世に受け継いでいただきたいと思います。
そのような作品がお家にある場合、是非一度ご相談ください。
襖の新調、襖・障子の貼替え
古来、襖はただの間仕切りではなく、無地の紙が張られたところに、金箔を貼ったり絵師が絵を描いたりした、芸術性・装飾性が高く、家主の趣味趣向を表現するものでした。
襖や障子の貼替えは、汚れたり穴が空いたりした襖や障子を新しくするということ以上に、部屋の雰囲気を一変させることができるのが最大の魅力です。
貼替えには、襖本体の状態を見極め、どのような下張りを何回すればいいか、糊の濃さはどうするかなど、美しく張り上げるために高度な技術が必要です。
また、日本画の伝統的な技法による、特有の美しい色調を見せる天然の岩絵具や水干絵具、顔料などを用いて、襖絵の修復や新たに襖絵も描いております。
ギャラリー
昔ながらの風合いも残しつつ、現代風にアレンジした作品を多数ラインナップしております。
例えば、手描きの色紙や短冊は色紙掛や台紙があれば季節によって気軽に入れ替えが可能です。また、掛軸に使用する裂を貼り込んだパネルは表面に絵葉書や写真をマグネットで貼り付けることができます。
その他、掛軸用の裂を使用したピアスやイヤリング、ヘアゴムやマスクチャーム、ストラップやマグネットなども取り揃えております。
床の間が無かったり障子や襖を取り付けている家が減ってきた昨今、馴染みが薄い表具というものを身近な物から親しみ、知っていただけるよう、五代目理絵は得意の絵を描いた色紙や絵葉書、和小物やアクセサリーなどを全て手作業にて制作し、地域のマルシェや百貨店のイベントなどにも出店しております。
当店へぜひ一度お立ち寄りください。
住所
〒520-3017
滋賀県栗東市六地蔵972
古梅堂 磯貝表具店
営業時間
10:00 – 17:00 頃
※ギャラリーは不定休です。(事前にご連絡いただけますと助かります)