無垢材で唯一無二のおしゃれな木製の建具を造っています。

木製建具・家具製造業

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原木を探し・原木をみて・原木を選ぶ

①原木を探す 私達の木製建具の製作は原木を探すことから始まります。 原木からなぜ買付を行うのか? それは、規格品にはない木材の特性を見極め、そしてお客様の要望に柔軟にお答えすることを心がけているからです。 ②原木をみて 原木が豊富に良材が揃っている時期は11月頃~翌年の3月頃までです。 原木の伐採は昔から秋のお彼岸9月中旬から春の彼岸3月中旬までの 冬の期間に伐採することが原木にとってもですが、様々な面で伐採に適している時期とされてきました。 一番に考えられることは夏よりも水分が抜けているため製材後の乾燥が早いこと 水分が抜けているため 製材後のカビが生えにくいこと 虫が付きにくいこと   そして 製材後乾燥を行っていく過程で 水分が少ない原木は 水分を多く吸収している原木より狂いが少なかったり 原木の表面の割れや小口からの割れが少ない などなど様々良い点があります。 ③原木を選ぶ 私達の原木選びは基本的には建具を造る場合でも 一枚の板や無垢材の家具を造る場合でも 木の年輪が細かいもの、 木の赤身の部分がより多いものを選ぶように心がけています。 スギ・ヒノキ・タモ などで建具を造ることが多いですが、 岩手県は県の面積の7割強を森林が占めており 南部アカマツをはじめ ナラ・クリ・ケヤキなど広葉樹が多く生育しています。 こんな木材を探して欲しい こんな木材でこんなの造りたい などなど お客様のお要望に常に柔軟に対応しております。 何なりとご相談頂ければと思います。

原木の製材~天然乾燥~木でできた人工乾燥機

①原木の製材 原木を買付たあとは、製材所で製材作業を行います。 無垢材は、天然素材のためすべてが逸品ものです。 建具を造るためには基本的に柾目取りという取り方で製材を行います。 柾目は木目が平行な分、板目と比べ歩留まりが悪くコスト高にはなりますが、反りや収縮などの狂いが少ないのが最大の利点です。 製材作業は毎回毎回緊張します。 帯鋸の入れ方一つでその原木の善し悪しが決まってしまいます。 製材作業中は最初から最後まで常に製材の職人さんと話し合いながら作業を進めて行きます。 思った以上にいい材料がとれたり はたまた 思った以上にいい材料がとれなかったり これが、原木を買付て製材する 唯一無二の楽しみでもあります。 ②天然乾燥 木材は製材作業を終えたらすぐ使えるわけではありません。 乾燥という工程が必ず必要になってきます。 一昔・二昔前は原木を製材して風雨にさらし乾燥を行う天然乾燥が当たり前でした。 自然に乾燥させることで、木にストレスを与える事が少なく自然に水分を放出し木の養分も残ります。 しかし、その反面 半年~年単位で 乾燥に多くの時間を要するデメリットもあります。 ③木製の人工乾燥機 人工乾燥は人工的に乾燥させることで、天然乾燥よりも短期間での乾燥を可能にします。 人工乾燥には低温、中温、高温と温度にも種類があります。 一般に流通している木材は高温乾燥されたものが多いですが、 高温乾燥は急速に乾燥させるために、細胞組織が破壊され、 木が本来持つ色や香り、強度を損なってしまいます。 そうすると木の表面が焼けて変色しまったり、顔をしかめてしまうような独特の香りになってしまい、 さらには内部割れを起こしてしまうことがあります。 私達の木工所では、木の品質を何より大切にしているため、 2020年の年末に超低温で木材を乾燥する木製の木材乾燥機を導入し 超低温での木材乾燥を行っています。 杉材で出来た超低温乾燥機を使って、人肌35℃ほどの じんわり温かい温度で木材を乾燥させていきます。 超低温で乾燥させることで、水分・油分が程よいバランスになり、 色艶や香りをそのままに、強度・耐久性を保持した木材となります。 超低温で乾燥させた木材は割れにくく、 さらに熱源が電気のためCO₂を排出しません。 コスト面でも天然乾燥に比べ価格も低い傾向にあります。 私達木工所では 人工乾燥だけを行う場合もありますが 基本的には天然乾燥と人工乾燥を合わせた木材の乾燥を行っています。 天然乾燥と人工乾燥の組合せにより双方の利点が組み合わさりより品質が向上します。

木取り~製作~仕上げ

①建具を造るための木取り 木材の乾燥を行い、含水率がおおよそ15%を切れば建具の製作には問題なく使えます。 私達木工所では、建具を製作するために反りや収縮などの狂いが少なくするため 木の柾目を均一に木取る事を心がけています。 手押鉋盤で木の 反り・曲がりを修正し その後 自動鉋盤で木の 巾や厚みを揃えます。 ②製作 木取りを終えてよいよ建具の製作に取り掛かります。 木の善し悪しを見極めながら、使う場所や使う用途に応じて墨付けを行い作業を行っていきます。 その後 建具を組み立てるために必要なホゾをほぞ取り機械で加工し ホゾを入れ込むための穴掘り加工 溝付き加工などを行います。 今では木工機械の精度が向上しほとんどの加工作業が木工機械でに行えるようになりました。 そして仕上げ加工を行う前に木を水で十分に湿します。 これは加工作業中に付いてしまった傷を膨らませるために非常に重要な作業になります。 ③仕上げ 木を水で十分に湿し、乾燥させて乾いたら 超仕上げ機械で仕上げ加工を行います。 木の表面がツルツルと艶と光沢があり 手で触ったときの感じがまるで塗装したかのような ツヤ(光沢感)があり 木を長期間保持することができます。 仕上げ加工を行い 面取りを行い 建具の組付けを行います。
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