カミゾノ電気(神園昭紀社長、姶良市)の2025年度安全大会が27日、同市の加治木福祉センターであった=写真=。社員や協力会社などから約30人が参加。安全意識の高揚を図るとともに、無事故無災害の継続を誓い合った。
神園社長は「昨年度の労働災害はゼロ。無事故無災害を達成できたのも、皆さまの安全意識の高さの表れだと感じる。現場の問題点は、全体で周知徹底・改善を図り、安心安全な職場づくりに努めていきたい」と、さらなる協力を呼び掛けた。
功労賞表彰に続き、姶良警察署の小門健一交通課長代理が安全講話。姶良市の交通事故発生状況など説明した上で、「〝だろう運転〟が事故の要因となるので、〝かもしれない運転〟を心掛けて、周り全体の状況を把握することが事故防止につながる。運転時は十分に気を付けてほしい」と注意喚起した。また、浄土真宗本願寺派性應寺の横川鋭僧侶が「人生の中で人への感謝の心」について講話した。
神園翔也取締役がISOや労働安全衛生活動など自社の取り組みを説明。「品質・安全・環境における持続可能性を確保するとともに、熱中症対策の徹底・強化を図りながら、ゼロ災継続に向けた事業展開を図っていきたい」と力を込めた。
受賞者は次の通り。
功労賞=大洋電工(大宮路洋)三神電設(甲斐辰也)冷水理(カミゾノ電気)三宅重信(同)