【スープは正しい保管方法を】
株式会社 兵藤製作所「キッチンヒョードー」
専務取締役 兵藤沢人さま より
弊社は全国のラーメン店へお送りする専門誌「ラーメンカタログ」並びに「プロの為のラーメン学校」を運営し、ラーメン店へ様々なサポートを提供して約10年になります。これまでに800人以上のプロフェッショナルの卒業生を国内外に送り出してきました。
良いラーメンスープを作るには、スープ完成後に速やかに冷却し冷蔵保存することが求められます。冷却によりスープ本来が持つ味や香りを保つことが目的です。
なぜ冷却が必要かと言いますと、肉や骨を加熱することで得られるゼラチンが加熱を続けると壊れてしまい、酸味や渋みが出て味が悪くなります。
また、厨房の衛生環境にもよりますが、目に見えない微生物やほこりが侵入し活発に活動する温度帯に放置することで、微生物を産出する菌が増殖し強い臭気を出すことで香りも悪くなります。
2016年に発明技術の流下液膜式熱交換装置と出会い「冷やす君」という名称で販売しております。
従来のラーメンスープの冷却には数時間かかることが常識でした。
流水冷却中は容器内のスープの内側が冷えにくく温度にムラができてしまうため、数十分毎にかき混ぜるという面倒な作業が必須です。また、使用後の冷却水が大量に捨てられていくのは仕方のないことでした。
今では弊社定番商品の「冷やす君」の活用で、作業のわずらわしさや捨てるしかなかった水量も減り、あっという間に「安全安心の極上の状態のスープ」を仕上げることができます。そのまま冷蔵庫で保存し「冷やす君」は食器洗浄機または簡単に丸洗い洗浄します。
ラーメン道を深く研究してきた弊社の長年の知識と技術は「弊社独自のノウハウ」です。 これからもラーメン業界に向けて発信していく所存です。