今日から11月9日まで読書週間です。
趣味は何ですか?と訊かれたら「読書です。」と即答できるほど本を読むことが好きです。
ジャンルとしては小説が一番好きです。純文学、推理小説、ミステリ、SF、歴史もの…なんでもアリです。登場人物に感情移入したり、追体験した気持ちになったり、普通だと経験できないようなことを疑似体験することができる本の世界はとても楽しいですよね。
ただ、ここ3年くらいはほとんど小説を読んでいません。仕事がらみの本やビジネス書みたいなものばかりです。ゆっくり本の世界に浸れる時間があるといいのですが...
思い返せば小さい頃から本を読むことが大好きで、小学校の図書室の貸し出し数が多い子だけがもらえる特別なしおりを大切に机の引き出しにしまっていた思い出もあります(貧乏性なので結局使わないまま…)。親からもらうお小遣いは周りの友達より少なかったのですが、本だけはお小遣いに関係なく買ってもらえたので、それは今でも感謝しています。
高校生の時は、興味のわかない授業のときは、教科書に本を重ねて先生にバレないように小説を読んでました。数学の期末テストを(分からないので)さっさと終わらせて、小説を読んでいたら、先生から「カンニングしてるんじゃないのか!」と怒られたり...(笑)
大学生の頃は本を読むのには一番良い環境でした。大学図書館というのは想像もできないほどの蔵書数(たしか私の通っていた図書館は100万冊超えていた!)なので、読みたいと思った本はたいてい簡単に手に入ります。暇な時間だけはたくさんあったので、とにかく本を読み漁りました。アルバイトもほとんどしていなかったので、遊ぶお金は全然なかったのですが、本さえ読めれば充実していたので貧乏学生ながらエンジョイしていました。
大学生の頃からは海外文学(とくにロシア文学やドイツ文学)にどっぷりはまっていたので、1800年代のロシアの貧しい農民の暮らしや欧州貴族の社交界を体験してきたような錯覚すら覚えます。
社会人になってからは本を自分のお金で買えるようになったことが嬉しかったです。
今でも仕事机の引き出し、車、カバン、枕元には常に本が置いています。トイレは子どもに破られたり濡らされたりして何度も大変なことになったので、今は置いてません(笑)
昔はちょっとでも時間があれば本を読んでいたのに、今はスマホにかなり時間を奪われてますね(反省)。
妻から「早くお風呂に入りなさい!」と何度呼びかけられても返事もせず本から目を離さない娘の姿を見ながら、「どっぷり本の世界に浸れる時間って素敵だったよな」と、ふと思ったので、書いてみました。皆さんのおすすめの本は何ですか?
NEWS