スタッフのAです。
このコラム欄の昨年10月の回で所長の趣味が読書であると投稿されていましたが、実は私補助者Aも趣味は読書です。所長に比べれば大したことがない読書量だろうと思いますし、読む本も偏っていますが読書愛は強い方だと自負しております。
私にとって読書は、現実を忘れて様々な世界に入り込んで主人公の人生を追体験できるものという意味合いが強いので読むのは専ら小説です。どんな種類でも好きですが何を読むか悩んだらミステリーを選んでしまう傾向にあります。続きが気になって気になって没頭してしまうんですよね。ミステリーといっても色々な種類があり、記述式トリックや実際に作者から読者に「この謎が解けるか?」と宣戦布告されている本もあります(ちなみに自分でトリックがわかったことは一度もありません笑)。そういった小説も面白いのですが、読んだ後にあの情報を書いてないのはずるい!とか設定に無理があるのでは・・・と思ってしまうものもあります(かなり個人的な意見であり、その騙された感を楽しむものだと言われればそれまでなのですが)。でも中にはストーリーもトリックも犯人の動機も完璧で無理なく纏めてあり読んだ後に感動すら覚える作品もあります。そしてそういった作品を選ぶには売れている本を選ぶことが一番の近道であることに気づきました。やはり面白い本は売れているものです。最近読んだ中でも夢中になる本がありました。元々好きな作家さんで何冊か読んでいたのですが、この間直木賞を受賞されその本が文庫本になっていたので読んでみました。舞台は戦国時代で、歴史小説なのですが同時に謎解き要素も織り込まれているものでかなり没頭して読んでしまいました。いつかその舞台になったお城に行ってみたいなと思っています。
日常生活を送っている中では興味も湧かなかったような事に関心を持つことができるのも本のおかげです。これからも素敵な本に出会えることを願っています。
NEWS