※下記URLに動画をアップロードしました。
https://www.youtube.com/watch?v=uZIXLfayFfE&t=191s
自分の動きに合わせて動くキャラクター、いわゆる「アバター」は、プロのクリエーターからアマチュアまで幅広い人たちが制作しています。動画サイトやSNSには、細密なイラストレーションはもちろん、髪の毛の動きや表情の細部までこだわったクオリティの高いアバターで溢れ返っています。本物の人間の動きと同じように見せるために、もしくはアバターが本当に生きているかのように見せるために、実はたくさんのパーツに分けて個々に細かい設定を施しています。
そのような動きを見せる「アバター」の制作者の熱意には頭が下がる思いですが、その努力があるラインを超えると、突然アバターがアンドロイドのようなロボット感のキャラクターに見えてきます。いわゆる「不気味の谷」に陥る現象です。
私は、巷に溢れるアバターが、アンドロイドのように見えていました。
もっと簡単な動きでいいんじゃないか?例えば、初期の手塚アニメのような動きでもキャラクターは生き生きとしていますし、だいたい絵が動くこと自体がコミカルな現象なわけですから、リアリティを追求し過ぎても結局はコミカルにしか見えない…というのが私の持論です。
当事務所では、むしろコミカルなものを制作しようと考えました。コミカルと言えば…と思いついたのが「落語」でした。落語は1人の人間の演技なので、アバターで十分表現できます。Adobe Charactor Animator と After Effects を使って、古典落語をアレンジした動画をアップしましたので、ぜひご覧ください。
このノウハウは、例えば社長のお話を楽しく伝える動画や、商品やサービスを説明する動画に落語のノリツッコミを入れる…など、これまでに無いタイプの動画制作に使えます。
ご用命があれば、ぜひご連絡ください!
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