本日の清掃活動では、経緯はわかりませんが家庭ごみが散乱していました。
カラスにも荒らされていましたので、カラスにゴミを荒らされない対策方法を調べてみました。
カラスにゴミを荒らされない対策方法としては、以下のやり方が効果的だそうです。
1・生ゴミを見えなくする
カラスは非常に目が良い鳥であるため、物の外見で赤っぽい色は肉類、水に濡れているようなものは魚類などというように判別してエサを探します。
そして、ゴミ袋は半透明で中のゴミが見えてしまうものがあるため、カラスが中のゴミを視認してエサを取ろうとつついてしまいます。
そのため、生ゴミは水分を切ってから小袋に入れ、その小袋を新聞紙などで包むといったように、カラスから見えないようにすることが効果的です。
また、それらをゴミ袋の中心部分へ入れると、さらに見えにくくなるため、それだけでカラスにゴミ袋が荒らされにくくなります。
2・エサとなる生ゴミの量を減らす
カラスがエサとする生ゴミの総量を減らすことで、結果的にゴミを荒らされないようにすることができます。
例えば、食品を「買いすぎない」・「使い切る」・「食べきる」ことを心がけて食品ロスを減らすわけですね。
また、自宅の庭が広い場合は、庭に穴を掘って、そこに生ゴミを埋めるという方法もあります。
あるいは、コンポスト(堆肥を作る容器のこと)を利用して、生ゴミを堆肥へと変えるやり方もあります。
自宅の庭で家庭菜園などをする場合には重宝するかと思います。
3・ルールに基づいてゴミを出す
住んでいる地域で定められたゴミ捨てのルールを守ってゴミを出さないと、ゴミ袋を回収業者が持って行ってくれない可能性があります。
こうなると、ゴミ袋が放置される時間が多くなり、結果的にカラスがゴミ袋を荒らす可能性が高くなってしまいます。
そのため、ゴミを出す際は、ゴミを捨てるためのルールを守って適切な処分方法を実践するようにしましょう。
4・ボックス型のゴミステーションを利用する
この方法は個人での対応は難しいですが、ゴミを入れるためのボックス型のゴミステーションを利用するという方法があります。
一般的なカラス対策としては、ゴミ袋をカラス避けのネットで覆うかと思いますが、このやり方は上手にネットを被せないとカラスの被害を受けてしまいます。
例えば、側面の隙間からカラスが歩いてゴミ袋をつついたり、重石がない部分のネットをめくりあげてしまうこともあります。
そこで、ゴミを内部へ投棄することが可能な、頑丈なボックス型のゴミステーションを利用することで、カラスがゴミ袋をつつけないようにできます。
5・防鳥ネットを使用する
多くの場合、カラスにゴミ袋を荒らされないようにする対策としては「防鳥ネット」が利用されるかと思います。
ネットでゴミ袋全体を覆うことで、カラスがゴミ袋をつつけないようにします。
しかし、隙間があったり、重石がない部分があるとカラスがそこからゴミ袋をつつけてしまいます。
そのため、ネットの適切な使用方法を理解した上で運用することに注意をしてください。
カラスは生ゴミがなぜわかるのか?
カラスがゴミ袋の中にある生ゴミになぜ外からわかるのかというと、「カラスの目が非常に良いから」になります。
カラスの目は、人間以上に物体を目で識別して認識する能力をもっています。
例えば、人間が見える虹は7色ですが、カラスの場合は14色以上だとされています。
その他にも、レストランのショーケースなどに展示されている食品サンプルと、本物の肉を袋越しに判別可能という調査結果が存在します。そのため、カラスはゴミ袋の中にある赤やオレンジ色のゴミを、肉や果実として認識することが可能になっているわけですね。
つまり、ミカンの皮や生ゴミを半透明なゴミ袋の外側に入れておくことは、カラスに「ここにエサがある」ことを教えるに等しいわけです。
ウエテックでも、ごみのリサイクル・一人ひとりが出来るエコ活動に取り組んでいきたいと思います。
NEWS