~教室への新たな動線を兼ねて~
ご自宅でこどもたちに美術を教える教室を運営されているお客様からのご依頼でした。
裏の空地を上手く活用してデッキを作って広く使いたい、ということでご近所の活用実例を参考にさせていただきながらアレンジを加えて提案、施工させていただきました。
既存の宅地と空地スペースの段差がかなりあるので鉄工所の職人さんに現場で合わせてもらいながらの3日間の鉄骨フレーム(階段も現場合わせ)の施工でした。(写真4,5,6枚目)
時期がちょうど祇園祭の7月中旬。この年は非常に暑く、こまめに水分補給しながらの現場施工でした。
その後、鉄骨の錆止めと色付けのために鉄骨部分に塗装を施しますが、暑さで塗装してすぐに塗料が乾いたりムラが出来るので日をずらしながら3回塗布しました。
デッキの仕上材はセランガンバツという木材で仕上げています。
公園のベンチなどにも使われていますので耐久性はかなりあります。
最後に防犯のために階段上がったところに勝手口門扉をサイズオーダーしたものを取付させていただきました。(写真1,2,3枚目が施工後の様子)
施工後しばらくしてお客様に感想をお伺いすると
「教室のこどもたちが玄関側からだけじゃなく、裏のデッキ側からも通ってくるようになりました。デッキの下のスペースがこどもたちの自転車の駐輪場になっています。」
大人の目線では気づかない、こども達の目線ならではの活用法!