奥様のご実家近くに土地を購入されて、どの建築会社に家を建ててもらうか検討されていたご家族。
出会いのきっかけは、弊社と仲良くしていただいている外構デザイン・施工の(有)ラボットさん。
家(うち)と外構(そと)は2つ合わせてプランを練って形にしてこそ本当に心豊かで穏やかな暮らしを紡ぐことができる、というポリシーのもと、家と外構に優れたデザイン性を発揮しているラボットさんに、このご家族が相談されたのが始まりでした。
ラボットさんが提案したファーストプランは家から外構(庭やテラス)を眺め且つ使うのに最適なプランでした。
そのプランをベースにその後の打合せを弊社が引き継ぎ、窓の形や大きさ、収納スペースは足りるのか、ソファやダイニングテーブルなどの家具はどこに置くのか、などなど幾度となくお客様とやり取りしてプラン決定!
工事着手してからは定期的に現場にお越しいただき、完成していくワクワク感を体感していただけたと思います(毎回差し入れもありがとうございます!)。
そして、家の完成後はラボットさんによる外構工事にバトンタッチ。
家のどこにいても植栽が目に入る、四季の移ろいを感じられる住まいになったと思います。
【以下はお客様のご希望を形にさせていただいたり弊社から提案・採用していただいた内容】
①地震に強い家ということで、消防署・警察署と同等の耐震性能を有している耐震等級3の住宅になっています。同時に長期優良住宅の認定も取得。
②断熱材はカナダで生まれた高性能な発砲系断熱材アイシネンを使用。断熱材をアイシネンにすることで同時に気密性も高くなっています。(写真12・13枚目 アイシネン施工の様子。写真14枚目 気密測定検査結果、相当隙間面積1㎡に対して0.3㎠。畳およそ300枚の面積に対しハガキ1枚分程度の隙間があるということです。)
③湿気の多い地域なので窓サッシの結露軽減のため、樹脂サッシ・エコガラスを採用。
④キッチンとカップボードはキッチンハウス製。(写真2枚目)
グレー色で統一されたキッチンを選ばれました。カップボードの上部は木目調の扉を選ばれてアクセントに。キッチンに立つと中庭が正面に見えるので料理も楽しくしてもらえそう。
⑤木材にナグリなどの加工を施したものがご希望だったので、階段手すりの手のひらが触れる上面に彫り加工したものを取り付けています。(写真3枚目)
手すりに触れるたび木の凹凸を感じていただければと思います。
⑥ドアなどの建具・造作家具の扉はシナベニヤで手作りです。(写真15~17枚目)
⑦奥様のご希望でトイレ・収納の壁にアクセントとしてウィリアム・モリスの壁紙を採用。(写真18枚目)
⑧ご主人は落ち着いてシンプルな感じがお好きなのでもう一つのトイレはグレーの壁紙、真鍮(しんちゅう)と木で作られたアクセサリーでまとめられています。(写真19枚目)
⑨外壁は吹付塗装(グレー色。トラバーチン柄)。経年の風合いを楽しんでいただく為に、平屋部分は杉焼板の縦張りを提案して採用していただきました。
⑩床、階段、手すりは杉・ヒノキに比べて堅くて傷のつきにくいナラという木を使用しています。
※お客様から見学や内覧の際は協力しますよ、と有難いお言葉を頂いています。
見学ご希望の方はお気軽にお問合せください。