雨漏りの滴(しずく)が天井から畳に長い間落ちていたため、畳表(たたみおもて)のい草(いぐさ)だけでなく、芯材の畳床(たたみどこ)までカビていました。
その為、今回の工事で新たな畳に入替えさせて頂きました。
新しい畳表のい草は青々として目に涼やかで、香りは夏草の爽やかさを感じさせてくれます。
い草は国産のものが良く、ほとんどが熊本県で栽培・生産されています。
手間暇がかかりますので、い草農家さんには感謝しかありません。
また、畳を入れ替えるにあたって畳の縁(へり)も新調させていただきました。
以前のものは菱形格子の中に十字を入れた在原業平(ありはらのなりひら)好みの業平(なりひら)格子と呼ばれるものでしたが、シンプルな黒無地がよろしいのでは、とお客様に提案、採用していただきました。
スッキリした印象になりました。
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