※本工事に関するSNSの掲載はお客様からの了解を得ています。
※本記事の施工前の現状写真は【お知らせ】の4/17の記事に掲載しています。
前回の投稿は外観の再塗装の記事でしたが、今回はご依頼の発端となった雨漏りの補修工事の記事です。
今回の建物は、看板建築と言って屋根の軒先を隠す形で立ち上がり部分を作り、外から見るとビルのような四角い外観にする建築でした。
立ち上がり部分には、文字通り看板を設置して往来からよく見えるようにします(お店や事務所など商売をされるところが、この形を取っています)。
ただ屋根と立ち上がりの間に谷(たに)が出来るので、そこの部分は金属板を使わないと仕上げられない、金属板は瓦ほど寿命が長くないので、適切にメンテナンスしないと錆びて穴が開いて雨が漏ってしまいます。
工事では、錆びた金属板を撤去、下地のベニヤを補強、その上から防水シート施工、最後にマットブラックのガルバリウム鋼板で仕上げとしました。
今回は雨漏りの原因と推測される金属板のみの入替えで、屋根瓦には手を付けませんでしたが、将来、瓦部分からの雨漏りがあっても点検できるように天井に点検口を設けさせていただきました。
金属板の入替えからお引渡しまでの間に3回ほど大雨が降ったので、その都度、点検口から天井裏を確認しましたが雨漏りが見られなかったので安心しています。
長く建物が持ちますよう祈っております。
※本件の工事に関する記事は以上です。
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