前回の【お知らせ投稿】の続きになります。
地震による建物の被害を軽減するため、自治体の補助金を活用した耐震リフォームのお勧めです。
前回は屋根を軽くする耐震リフォームの紹介でしたが、今回は屋根下の建物をリフォームして耐震性を高める方法です。
①屋根裏・2階床を補強して地震の横揺れを建物全体で対応できるようにする。
②柱と梁の接合部分を金物でしっかり繋ぎ、地震でずれたり緩んだりしないよう補強する。京町家の場合は、傷んだ土壁を塗り直し京町家の耐震性を回復させる。
③腐食している土台の入替えや柱の足元の根継ぎすることで耐震性を回復させる。
④鉄筋が入っていない基礎コンクリートの場合は、新たに鉄筋入りのコンクリート基礎を横に抱き合わせる。
など様々な補強方法があります。
また京都市では、各々の補強工事ごとに補助金が出ます。
ちなみに昭和25年以前の建物は京都では京町家と呼び日本古来の伝統的な工法で建てられています。
昭和25~56年の建物はコンクリート基礎の上に建物が建っており木造軸組工法という工法で建てられていますが、耐震性は現在の基準より劣ります。
昭和25年以前と25~56年の建物では補強の方法が異なりますので詳細はお問い合わせください。
弊社では補助金の相談受付、申請業務も行っていますのでお気軽にお問い合わせください。
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