■支援
問題解決実行サービス
■企業様情報
製造業(自社工場所有、金属加工)、対象事業:メーカー受注生産(対象:約3,300品種、受注数:計約70,000台/月 )
■背景
現在、メーカー受注生産品の日ごとの受注数、材料在庫数、生産予定、出荷予定を複数のExcelブックで管理をしており、そのExcelファイルをもとに、材料発注、生産指示、出荷指示を行っている。その入力情報として、受注情報、材料納品情報、生産実績、出荷実績があるが、すべてExcelで事務員が手入力で行っているが、入力量が多く時間がかかるため、事務員1名の専任作業となっている。
また、Excelファイルの関数を多用しているため、誤ってExcelファイルを操作し関数を消してしまい、在庫数の不一致等が発生した時の復旧作業に多数の工数が割かれている。
■実施内容
・受注情報をcsvファイルで取得するようにし、日付・品番・受注数・確定or内示を取得し、Excelファイルに受注情報を自動入力する機能を追加
・生産指示票にQRコードを付与し、生産終了後にQRコードをリーダーで読むことで、Excelファイルに生産実績を自動入力する機能を追加
・出荷指示票にQRコードを付与し、出荷作業終了後にQRコードをリーダーで読むことで、Excelファイルに出荷実績を自動入力する機能を追加
・Excel ファイルを管理するフォルダをクラウドに移行し、リアルタイムでファイルのバックアップを取るような環境を構築
■実績
・事務員の入力作業工数の削減による事務作業の確保(40時間/月)
・誰でも受注情報等の入力作業が安全に行えるようになった。
・Excel ファイルの復旧作業の削減(▲8時間/月)