お茶室、竹風庵の門扉の施工をやらせていただきました。
表面は建仁寺垣の隙間を開けた変則、裏側も丸竹を間隔を変則的にあけた創作竹垣です。
隙間を開けた理由としては、風通しを良くする目的です。
庭の風通しが悪くなると、樹木に虫が発生したり、低い木などは光合成できず枯れたりしてしまいます。
見た目もよく、考えがある設計はどこの現場でも重要なことなので常に考えます。
近年竹垣もプラスチック製品の物も多くなってしまいましたが、本物の竹ならではの、曲がり、傷
汚れなども゛詫び゛゛寂び゛で味わいが深くなります。
基本的にはお客様の意向に合わせますが、本物を使い、デザイン性、使い勝手、ご予算など総合的に
考えのあるお庭を、お客様と考えご提案していきます。
香川県、うどん、アート、人柄、風景など、すべてよかったです。