◆バレエの基本用語3◆
◇◇バレエのポーズ
① プリエ(plie)
「(ひざを)折りたたむ」
という意味があり、
両足のひざを曲げて伸ばす動きのことです。
ひざの曲げ伸ばしが少ない動きを
「ドゥミ・プリエ」、
ひざをさらに深く曲げる動きを
「グラン・プリエ」と呼びます。
② タンデュ(tendu)
第1または第5ポジションから、
片脚の膝を伸ばしたまま、
前・横・後ろのいずれかの方向に
すり出す動き。
③ ジュテ(jete)
「バットマン・タンデュ」から
さらに脚を遠くに出し、
つま先を床から少し浮かせる動き。
◆ バーで行う場合
脚の指で床をすりながら、
脚を前・横・後ろの
いずれかの方向に出し、
タンデュの位置を通るようにして
指先が床から離れる瞬間に床を蹴る。
◆ ジャンプをする場合
脚Aを前にした第5ポジションの
ドゥミ・プリエから
後ろの脚Bを横にすり出して
バットマン・ジュテ。
④ ロン・ドゥ・ジャンブ・ア・テール
(rond de jambe a terre)
脚を真っ直ぐに伸ばし、つま先で床に弧または半円を描く動き。
◆ ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥオール(外回し)
①第1ポジションから動脚を前のタンデュの位置に出す。
②つま先で床に弧を描きながら動脚を後ろのタンデュの位置まで動かす。
この後、床を丁寧にすりながら第1ポジションに戻す。
③つま先で床に弧を描きながら
動脚を後ろのタンデュの位置まで動かす。
この後、床を丁寧にすりながら第1ポジションに戻す。
◆ ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥオール(内回し)
③ → ② → ① の順に足を回す。
◆ Point
軸脚は床と垂直に保ち、動脚には決して体重を乗せないこと。
軸足でしっかり立っていれば、動脚を軽く動かすことができる。
また、動脚を付け根から大きく回すように意識すると、
アン・ドゥオールの訓練になる。