◆バレエの基本用語2◆
◇◇腕のポジション◇◇
⭐アンバー(en bar)
「下方へ」という意味で、
アンナバンの形のまま、下に置く形です。
肘を軽く曲げ、横に張るようにして、
両手の手のひらを内側に向けておきます。
⭐アンダバン(en avant)
「前方に」という意味で、両手の手の
ひらを内側に向けて、楕円を作るようにしながら、体の前に置きます。
腕の高さは、胸のやや下です。
肘を張って、真下を向かないようにします。
⭐アンオー(en haut)
「上に」という意味で、
アンナバンの形のまま頭より
高い位置に両腕を上げます。
肘から上げていき、
腕や小指が視界に入るようにします。
⭐アラセゴン(a la seconde)
「2番ポジションに」という意味で
アンナバンから横方向に広げた形です。
手のひらを前に向けて
腕は伸ばし切らないで
曲線を描くようにして、
両手の手のひらが
視界に入っているようにします。
⭐アロンジュ(allonge)
「長く伸ばす」という意味で
アンオーにした両腕を
左右に開いたような形になります。
肘両腕を開く時は、
肘から回転するようにして
両手の手のひらを下に向け、
肘を伸ばします。
アンオーで伸ばしていた指が
さらに長く伸びていくイメージです。
◇◇脚の置き方◇◇
⭐ドゥヴァン(devant)
「前に」という意味で、
体の前に足を出すことを指します。
体の方向と足の置き方を
組み合わせてみると、
例えばクロワゼ・ドゥヴァンは、
「体を斜め45度を向いて、足を前に出す」
というポーズをとります。
⭐デリエール(derriere)
「後ろに」という意味で、
体の後ろに足を出すことを指します。
体の方向と足の置き方を
組み合わせてみると、
例えば、クロワゼ・デリエールは、
「体を斜め45度を向いて、足を後ろに出す」
というポーズをとります。