◆バレエの基本用語 1◆
◇◇体の向き◇◇
3つの体の方向を覚えましょう。
クラシックバレエは、体の向きが決まっていて、方向を示すバレエ用語があります。バーレッスンによく出てくる3つの方向をご紹介します。
⭐アンファス(En face)
「正面」という意味で、体の前面を客席に向けて立つということです。バレエ教室での正面とは、壁一面に張られている鏡の方向を指します。
⭐クロワゼ(croisee)
「クロス(交差)する」という意味で、体の向きが客席に向かって斜め45度に立つということです。客席から見ると左右の足が交差している形になります。
⭐エファセ(efface)
「消し去る」という意味で、体の向きは客席に向かって斜め45度に立つということです。クロワゼとの違いは、客席から見ると左右の足がクロスしていないように見えて、後ろの足がよく見える形になります。
◇◇脚のポジション◇◇
⭐第1ポジション
両脚の膝とつま先を真横に向けて、踵が互いに触れ合うようにして立つ。
⭐第2ポジション
第1ポジションから、左右の足の間を1足から1足半ぶん横に開く。
⭐第3ポジション
第1ポジションから、前の足の踵が後ろの足の土踏まずに触れるように重ねる。
⭐第4ポジション
第3ポジションまたは第5ポジションから、前の足を1足ぶん前に出す。
⭐第5ポジション
両脚の膝とつま先を真横に向けて、
前の足の踵が後ろの脚のつま先に触れるように重ねる。
⭐第6ポジション
両脚の膝とつま先を真っ直ぐ前に向けて、両足をそろえる。