何もできてない日でも、ごはんは裏切らなかった
2026/04/03
気づけば、昼をとっくに過ぎていた。
仕事は中途半端、部屋も散らかったまま。
なんとなく、全部がうまくいっていない気がする日。
「紀州完熟うす塩つぶれ梅」▶https://www.big-advance.site/c/124/1999/works/detail/1
お腹は空いているのに、
ちゃんと何かを作る気力は、もう残っていなかった。
とりあえず、ごはんをよそる。
冷蔵庫から取り出したのは、梅干しと、佃煮。
それだけ。
なのに、一口食べた瞬間——
「あ、ちゃんとごはんだ」
と思えた。
すっぱさが、ぼんやりしていた頭を少しだけ起こしてくれる。
白いごはんが、思っていたよりちゃんとおいしい。
何も整っていない日でも、
たった一食で、ほんの少しだけ自分が戻ってくる。
そんなときに限って、
こういうシンプルなものが、いちばん沁みる。
梅干しって、たぶんそういう存在なんだと思う。
