車検とは、その車が国で決められている保安基準を満たしているかどうかを確認するための検査です。
保安基準を満たした状態で検査に臨むためにも、車検時はあらかじめ整備を行うケースが一般的です。
特に以下のような整備は、車検時の際に多く行われています。
◆オイルの点検・交換
◆ライト類の点検・交換
◆ブレーキパッドやベルト類の点検・交換
車検では所定の検査項目に沿って、車の状態が保安基準を満たしているかチェックされます。
これらの検査項目をクリアしていれば合格となり、新しい車検証が交付されます。
検査項目には、以下のようなものがあります。
◆同一性の確認
└車検証と同じ車なのか、車体番号を確認します。
◆外観検査
└車両の外観や内装などを全体的にチェックする検査です。
◆サイドスリップ検査
└ハンドルをまっすぐにした状態で直進したとき、どれくらい横にずれるのかを測定する検査です。
◆ブレーキ検査
└フットブレーキや駐車ブレーキの制動力があるかどうかを確認する検査です
◆スピードメーター検査
└専用の機械を使用して、スピードメーターが保安基準を満たしているかチェックします
◆ヘッドライト
└光軸や光量などが保安基準を満たしているか、ヘッドライトを左右ともに確認します。
◆排気ガス検査
└排気管にプロープという棒状の排気ガスを測定して、車種ごとの基準値を超えていないか検査します。
◆下回り
└車体の下をチェックしてオイル漏れやボルトの緩み、ハンドルを操作した際の動きなどを確認します。